第5回ビジネスプランコンテスト|投票期間2021年10月1日~10月21日
橋田祐理子

橋田 祐理子

介護離職ゼロ!大切な人を守る 愛の嚥下障害予防プロジェクト

《 事業概要 》

①親の介護を意識している40代以上の会社員とその家族に対し、企業の健康診断の時に、言語聴覚士による嚥下障害の簡易診断&嚥下障害予防を直接、またはオンラインで指導する。

②職員の将来的な介護問題の不安を解消し、企業は介護による早期離職を防ぎ、介護しやすい職場環境をつくる。将来的には、在宅介護しやすい環境を目指す。

③プロジェクトに賛同した言語聴覚士で組織をつくり、企業との契約料と職員一人あたりの単価から収益をあげていく。

《 経歴・想い 》

私は食べるリハビリの専門家 言語聴覚士として、10年間高齢者施設に勤め、延べ3000人の高齢者の方を見てきました。その中で直面した飲み込む筋力の低下で起こる嚥下障害(えんげしょうがい)。私の祖父も食べる力の衰えによって、誤嚥性肺炎になり最期を迎えました。その経験から、最期まで口から食べられる元気な人を増やしていきたい!と思い、5年前に起業しました。起業してからは各自治体と組み、講演会などで介護予防の取り組みに力を入れてきました。また、高齢者が食べやすい食事を提供するカフェの営業など、多方面に渡り、高齢者の食の問題に向き合ってきました。その中で、嚥下障害予防が世の中にスタンダードになり、一人一人の大切な人を守るためにはどうしたらいいのか、を考えた時に、このプロジェクトを考えました。コロナ渦で人と話すことが激減した今、お口の機能の低下は若い人でも起こっており、もはや口の衰えは40代からと言われています。どんな人でも切っても切り離せない栄養の問題だからこそ、自分の身体も、大切な人の身体も守りたい。介護保険や行政レベルではまだ対応しきれていないからこそ、介護離職ゼロ!大切な人を守る 愛の嚥下障害予防プロジェクトを提案します。

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